不動産売却ガイド
ここでは物件や土地を売るときの一般的な手順をご成約まで7ステップで紹介します。
目次
1. 不動産会社に相談
不動産会社に行く前に、あらかじめ条件を整理しておきましょう。
決めておくとよい条件は
①いつまでに売るか
②いくらで売るか
です。
その他にも条件がある場合は優先順位をつけて整理しておくと良いでしょう。
整理したら、不動産会社に予約をとって行きましょう。
不明なことがある場合は事前にメールや電話で問い合わせをするとよいでしょう。
不動産会社のスタッフさんには、ぜひ売主様のご都合やご事情を相談してみましょう。
思わぬアイディアやアドバイスがもらえるかもしれません。
ぜひ参考にしてみましょう。
2. 不動産の査定
次に不動産会社に物件の査定をしましょう。
スタッフが実際に現地へ行って調査をし、物件内部や設備の状態を確認いたします。
それだけではなく、役所での調査、法務局での調査など、物件そのもの以外の事柄についても確認し、価格を査定いたします。
3. 媒介契約
査定価格についてご説明いたしますので、条件が似た物件の取引事例や公示価格などのデータから売り出し価格を決めましょう。
この時に、ご要望がありましたら相談しましょう。
また、売買活動には売主様のご協力も必要ですので、わからないことがありましたらここで聞いておきましょう。
条件がまとまったら、売買契約を結びます。
「物件状況等報告書」や「設備表」の記入が必要になりますので、該当するものについて調べておきましょう。
4. 不動産の売却活動
不動産会社がインターネットや広告などで購入検討者を探しますが、売主様は内見の準備が必要になります。
購入検討者の多くは週末に内見にきますので、物件内の清掃や整理整頓をしっかりとしておきましょう。
物件は「商品」となりますので、購入希望者に魅力的に見えるようにするのがポイントです。
特に、水回りの汚れ、壁や床の汚れをきれいにしたり、不用品を処分して部屋を広く見せるなど、慌ててやらなくても済むように、日ごろから準備しておきましょう。
内見当日は購入検討者に気持ちよく見てもらえるよう、照明は明るく、室内の温度を快適にして迎えましょう。
5. 不動産売買契約
購入希望者が購入を決めると、「購入申込書」を記入します。
ここでは、購入希望価格や、代金の支払い条件、売買契約日などが記載されています。
これらの条件が希望通りだった場合は売買契約を結びましょう。
もし条件が合わない場合でも、条件の調整ができる場合がありますので、スタッフに相談してみましょう。
売買契約には、実印や登記済権利証などのほかに、印紙代や仲介手数料などが必要となります。
必要な書類などについてはスタッフに確認しましょう。
また、重要事項説明や契約の内容はしっかりと確認しましょう。
6. 契約後の手続き
売買契約が済んだら、買主様に引き渡す準備をします。
まずはローンがある場合は完済の手続きをしましょう。
ここは、借入先金融機関によってお手続きが異なる場合がありますので確認が必要です。
また、直前まで居住していた場合は引越しが必要となります。
引越しについてはお引越しガイドに詳細がございますのでそちらをご確認ください。
引越し後、売主様の荷物がすべてなくなった状態で、買主様とともに最終的な現地確認をします。
買主様に、物件や設備、土地や戸建ての場合は境界などの確認を一つ一つしていきましょう。
7. お引渡し
現地確認が終わったら、引渡しになります。
所有権移転登記の申請をしましょう。
司法書士に登記申請を依頼します。
また、売買残代金と、固定資産税などの日割り生産分を受け取ります。
支払うものは登記費用と、仲介手数料の残金です。
買主様へは建物の鍵をお渡しください。
その他、管理規約や付帯設備の保証書や取扱説明書などを引き渡しましょう。
この時に必要な書類については、スタッフに確認して抜けがないように気を付けましょう。
※こちらは一般的な流れとなりますが、異なる場合がありますので都度スタッフに確認しましょう。
以上、不動産売却ガイドでした。
わからないことがあったら専門家に相談して希望通りに売却できるようにしましょう。